2023/07/05 17:41

皆さま、ごきげんよう。エネルギー整体セラピストNamiです。



今日は、多くの人が抱える「先延ばし癖」を克服する方法についてお話しします。私自身もかつて重度の先延ばし癖を持っていましたが、完治させました。



クライアントとのヒプノセラピーやエネルギー整体で経験から得た興味深い情報も交えながら、先延ばし癖を治す方法を紹介します。実際は、先延ばしは怠け癖というわけではなく、やろうとしてもできない原因である心理的ブロックによるものです。あなたのブロックを明らかにし、それを取り除いていきましょう。




  あなたは先延ばしタイプ?


まず、あなたは先延ばしタイプなのか、チェックしていきましょう。たとえば、5日後に仕事でプレゼンがある場合、どうしますか?



答えを次から選んでくださいね。


A. プレゼン資料を今日から作り、2日前には完成させる。

B. プレゼン資料を明日から作り、前日には完成させる。

C. 前日から作り始める。



Aの人は先延ばし癖がないので、この記事は読まなくても大丈夫です。


BとCの人は、ぜひこの記事を読んでください。

Bの選択肢は問題なさそうに感じますが、これも先延ばしの一種です。明日になったらやる、ということは実際には明日にならないとやらないという意味です。



Cの選択肢は、夏休み最後の日に宿題をするイメージと似ていますね(笑)






  なぜ先延ばしするのか?


それは過去の経験からです。もしも小学生の頃、夏休みの宿題を最後の日にやり始め、始業式の日に提出が終わっていた場合、あなたの心の中では成功体験となります。



その結果、「成功!一日で夏休みの宿題が終わった」となります。大人になってもこの成功体験が残っているため、「先延ばしにしても大丈夫」となります。子供時代に先に遊び、嫌なことは先延ばしする習慣を身につけてしまったというわけです。



様々な研究から、過去の体験が現在の自分を形作っていることが証明されています。成功体験と言えばポジティブなイメージがありますが、夏休みの宿題を一日で終わらせるという成功体験が先延ばしの習慣を身につけさせているとなると、少しゾッとしますね。



私もそうでした(笑)クライアントさんに小学生の頃の夏休みの宿題について尋ねると、必ず同じような答えが返ってくるのです。最終日に終わらせたという人もいましたし、3日前から泣きながらがんばったという人もいました。「宿題が短期間でできた」という過去の成功体験が原因となっているケースがそれほど多かったのです。




  先延ばしをする人の共通点は?


それは、不安感が強いことです。


意外ですか?実は、先延ばし癖に悩む人は不安を抱えていることが多いのです。普段から考え事をしている人が多いですね。



たとえば、5日後にプレゼンをすることになった場合「取引先は応じてくれるだろうか」「上手く話せるだろうか」と心配になり、逃げたくなって他のことに逃避します。先延ばし癖のある人は決して怠け者なのではなく、不安が強く、考え続けてしまう真面目なタイプです。



先延ばし癖のある人は、取り組むための心の整理をしましょう。




  不安を認める



先延ばし癖は、不安を抱えていると書きました。行動を先延ばしすることで、不安も先延ばしされます。つまり、不安を感じながらもそれに向き合おうとせずに逃げてしまうため、感情が抑制されずに心に残っています。



そこで、必要なのは自分が感じている不安を認めること。心理学者のブライアン・リトル氏は「本来の自分に戻る」ことを提唱しています。心に不安があるのなら、浮かんでくる不安を認めることなのです。



不安はないと否定していても、人間は誰でも不安を感じながら生きています。社会的に成功している人でも例外ではありません。私も不安に感じたら「不安なんだな」と受け入れるようにしています。



不安を認めることはとても難しいことなのです。クライアントさんに「どんな風に感じていますか?」と聞いても「分からない」と答えることもあります。




  「不安」から明確になる心理的ブロック


もし不安があるとしたら、と過程しましょう。これは「不安はない」で終わらないための秘策です。



次に「何が不安なのか?」ご自分に聞いてみてください。「何か気になっていることはあるか?」という質問でもOKです。



一つ一つ、答えを拾ってあげてください。出た答えに対して、応えてあげましょう。ご自分と会話のキャッチボールをします。




例えば、エネルギー整体を受けに来られ、先延ばし癖に苦しまれていた女性と下記のようにお話しました。



「月末にならないと営業ができないのです。理由は分かりません」と女性。


「月の真ん中あたりはどんな気分ですか?」と私。


「客先に電話してアポ取りしようと思うのですが、後でいいやとなります。もっと先(月末)でもいいと思うのです」と女性。


「もし、あなたに不安があるとしたら、何に不安を感じていますか?」と私。


「不安があるとしたら…人間関係ですかね…お客さんと接する時に緊張します」と女性。




上記は実際にあった例です。その女性は先延ばし癖が後ろめたい、そのせいで自信がないとおっしゃっていました。しかし、隠れていた先延ばしの理由(人間関係の不安)を知り、安心されたようです。



彼女の本当の悩みは先延ばしすることではなく、人間関係に対する不安だったわけです。それが、心理的ブロックとして立ちはだかっていました。


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  心理的ブロックを明らかにし、不安を軽減します



私はヒプノセラピーという心理療法を10年間行ってきました。その時のカウンセリング経験を活かし、心理ブロックを明らかにします。皆さんそこで安心されます。



先延ばしするのは怠け癖なのではないか?と自分を責めている方が多いのですが、こうした心理ブロックが原因なのだと理解されます。



そこからさらに一歩踏み込んだアプローチとして、エネルギー整体の手法を使います。



不安という感情は、脳の扁桃核という部分が過剰に覚醒した時に起こります。人間関係や将来について不安が起こりやすい時というのは、扁桃核が興奮気味になっており、行き過ぎた不安を抱えてしまうというわけです。決して正常に機能している状態とは言えません。



この覚醒しすぎた脳を調整、浄化すると、不安が和らぎます。クライアントさんの頭(脳)を整えたり、浄化したりすると脳は通常運転になり、不安が起こりにくくなります。


施術している間は敏感な方だと、手や足がビリビリします。不安は脳や身体にエネルギーとして存在していますが、脳が通常運転になると手や足から外へと出ていきます。


施術終わりに「気分がラクになりました」「頭が軽くなりました」とのご感想をいただいています。



もし興味があれば、以下のリンクでエネルギー整体についてご紹介しています。

エネルギー整体の詳細


ご質問があれば下記フォームよりお聞かせください。




筆者プロフィール




Nami(橋本奈美)
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エネルギー整体上級セラピスト
米国催眠療法協会認定ヒプノセラピスト
米国代替医療協会認定ヘルスコーチ


静岡県出身。高校卒業を機に、渡米し留学することを決心。
留学先のジョージア州立ペリメターカレッジでは心理学を専攻。

卒業後、日本に帰国し、社会人生活も始まった頃、ストレスから自律神経失調症に悩み、辛い日々を過ごす。

この時に出合ったのが潜在意識を癒すヒプノセラピーであり、意識の変化が大きく人生をシフトさせていった。

この経験から、自分のようにストレスで悩みを抱える人をラクにしてあげられるかもしれないという思いから、米国催眠療法協会(ABH)にてヒプノセラピスト資格を取得。

それからヒプノセラピーやカウンセリングセッションで約1000件以上の相談を受けた。

ヒプノセラピーをしていく中で、エネルギーを視る能力に気づくことになる。エネルギーを視て、感じ取る力を活かし、エネルギー整体を習得する。

10年からエネルギー整体の施術をしている。施術経験は1000名以上に及ぶ。

2017年よりオンラインショップ「ストーンのささやき」をスタートさせ、エネルギーグッズ販売を手掛ける。