2023/03/14 18:25
皆さま、ごきげんよう。エネルギー整体セラピスト Namiです。
以前、認知心理学を実践したことで体調が良くなったお話しをしました。認知心理学とは、ストレスのモトとなる思考に対して、気づきを高める学問です。
今はエネルギー整体の施術を行うときに、患者さんの心を癒やす、そんなセラピー要素として認知心理学のテクニックを使うこともあります。
お気持ちを受け止め、質問しながら、エネルギー整体をすると「気持ちが晴れました」とありがたい言葉をいただくこともあります。
最近ではさらに認知心理学の知識を深めるために、講座で学んでいます。
昨日の講座の内容からシェアしたいと思います。ストレスの軽減にお役に立てたらうれしいです。
今からお伝えするのは、ACT(Acceptance and Commitment Therapy)と言って、あるがままの気持ちを受け入れ(アクセプト)し、行動に移すセラピーです。次の3つのステップになります。
STEP.1そのままにすること
感じていること(感情)と考えていること(思考)をそのまま受け入れること。
STEP.2気づくこと
どうして1の感情や思考が出たか、気づくこと。
自分が本当にどうしたいか、気づくこと。
STEP.3選ぶこと
行動を選び、行動すること。
自動的に行動しがちですが、一呼吸置いて、行動を選択し実行します。
次の例を挙げて、上記の3つのステップで考えていきたいと思います。
レストランにて
ある人がレストランへ行ったら、お店の人がオーダーを取りに来てくれなかったり、水をくれなかったりしたのでイライラしました。
この人はお店の人を呼び、注意しました。注意したことで自分の気持ちが晴れるかと思いましたが、モヤモヤは残ったままです。
1.そのままにすること
この項目では、イライラを感じている自分、イライラの感情をそのまま、丸ごと受け入れます。
2.気づくこと
「なぜ、イライラするんだろう?」イライラする理由を自分に聞きます。裏に存在する思いや思考に気づきます。
あるいは、「自分を大事にしてくれない」という言葉かもしれませんね。
ここで出てくる言葉は、怒りの裏に隠れている思考です。「~べき思考」が潜んでいて、怒りが出ます。
2つめの質問「本当はどうしたいのか?」という自分の別の思いに気づいてあげます(#^.^#)
3.選ぶこと
2で気づいた「~べき思考」や心の痛みを俯瞰(ふかん)し、引きずられないようにします。
カッとなると、つい感情にまかせ行動してしまいます。例の人も、注意した後、モヤモヤが残ってしまっていました。行動の選択肢に気づく前に行動してしまったせいでしょう。
行動に移す前に一呼吸を置いて、行動はいくつかの選択肢から選んでみてください。心に余裕が生まれ、ストレスが少し軽減につながります。
ストレスを感じている時に、自分を受け入れ、気づき、行動を選択することからメンタルを守る方法でした。
日常で使える方法だと思いましたので、シェアしました。
エネルギー整体@自由が丘
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